2021/12/21

同窓の若手研究者の活躍

 同窓の若手研究者の講演2件を聞くセミナーに出席した。国内外で研究を頑張り、独立に向けて成果を出している様子にとてもエンカレッジされた。

 企画してくれたのは同窓現役の社会人D3。彼女は修士の学位を取得して就職した後、大学に戻ってきており、今春、博士の学位を取得する。その後もアカデミアに進むことが決まっている。修士学生時代に東日本大震災があり、そのときもNPOを立ち上げて復興支援に携わっていた。文武両道で賢さが人柄ににじみ出ていて行動力抜群で、年下ながら憧れの女性。彼女が大学に戻ってきたときに、私がモデルなっていたらしいことを間接的に聞いた時には、驚くとともにとても嬉しく思った。

 講演者の一人は米国の大学でPDをしており、近く独立を目指している。米国ではAssistant ProfessorでもPIとして研究室経営をする必要があり、そのための研究資金獲得競争は熾烈で大型予算の採択率は数%、獲得できなければ研究室がつぶれるとのこと。私もようやくPD雇用可能なレベルの国からの研究費と、財団からの研究費が採択になったところで、今後もしっかり頑張っていかねばと思う。

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